モリタとは

株式会社モリタは、1916年(大正5年)創業の歯科医療機器の総合メーカーです。 100年以上の歴史を持ち、歯科用チェアユニット、X線装置、CAD/CAMシステムなど、歯科医院の設備を包括的に取り扱う業界最大手の一角です。

レセコン・電子カルテはモリタの事業の一部であり、歯科用機器全般を手がける中で培った総合力が強みです。 歯科用チェアや画像診断装置と電子カルテをシームレスに連携できるのは、総合メーカーならではの利点と言えます。

全国に営業・サービス拠点を展開しており、機器の保守・点検から消耗品の供給まで、歯科医院運営のあらゆる面をサポートする体制を整えています。

モリタの製品の特徴・機能

自社製品との統合連携

モリタ最大の強みは、レセコン・電子カルテと自社製の歯科機器をワンストップで連携できる点です。 デジタルX線装置で撮影した画像をカルテに自動取り込みしたり、CAD/CAMの技工データと連携したりと、診療のデジタル化を一気通貫で実現できます。

他社のレセコンでもX線装置との連携は可能ですが、同一メーカーの場合は設定の手間が少なく、動作の安定性も高い傾向にあります。

電子カルテ機能

歯式入力やテンプレートを活用したスムーズなカルテ記載が可能です。 画像データ(口腔内写真、X線画像、CT画像)との連携が特に充実しており、患者への説明ツールとしても活用できます。

タブレット端末での閲覧にも対応しているため、チェアサイドでの利用も快適です。

レセプト作成・請求機能

保険算定の自動チェック機能を搭載し、請求漏れや算定ミスの防止をサポートします。 オンライン請求に標準対応しており、各種統計帳票の出力も可能です。

周辺機器との高い互換性

モリタ製のチェアユニット、X線装置、歯科用CT、口腔内スキャナーなどと高い互換性を持ちます。 新しい機器を導入する際も、モリタ製品同士であれば連携設定がスムーズで、導入コストの削減にもつながります。

費用・料金体系

モリタのレセコン・電子カルテの費用は、構成や規模によって大きく異なります。 標準的な導入費用の目安は以下のとおりです。

項目目安金額
初期導入費用(ハード+ソフト)100〜400万円程度
月額保守費用5〜10万円程度
保険改定対応契約により異なる
ハードウェア更新費用5〜7年ごとに発生

総合メーカーだけに、レセコン単体ではなくチェアユニットやX線装置とセットで導入することで、トータルの値引きを受けられるケースがあります。

一方、レセコン・電子カルテ単体で見た場合の費用は業界平均〜やや高めです。 特に初期費用は構成によっては400万円を超えることもあるため、見積もりの段階で必要な機能を精査することが重要です。

モリタのメリット・デメリット

メリット

  • 100年以上の歴史と圧倒的な信頼性:歯科業界での知名度・信頼性はトップクラス。倒産リスクが極めて低い
  • 自社機器との統合力:X線、CT、CAD/CAMなど自社製品との連携がスムーズで、院内のデジタル化を一括推進できる
  • 全国サポート体制:営業所・サービスセンターが全国各地にあり、迅速なサポートが可能
  • ワンストップでの機器調達:チェアから消耗品まで一社で調達できるため、管理コストが下がる
  • 資産価値の維持:モリタブランドの機器は中古市場でも評価が高い

デメリット

  • 費用が高額:初期導入費100〜400万円、月額5〜10万円は業界でも高めの水準
  • レセコン専業ではない:レセコン・電子カルテは事業の一部であるため、専業メーカーほどの機能特化はしていない
  • 見積もりが複雑:機器構成によって費用が大きく変動し、事前に正確な総額を把握しにくい
  • 他社機器との連携に制約:モリタ製品同士の連携は優秀だが、他社製機器との組み合わせでは制約がある場合も

こんな歯科医院におすすめ

チェアユニットやX線もモリタ製で統一している医院

すでにモリタ製のチェアユニットやX線装置を使っている医院は、レセコン・電子カルテもモリタに統一することで最大の連携効果を得られます。 一括購入による値引き交渉も可能です。

新規開業で設備を一括導入したい先生

開業時にチェアユニットからレセコンまで一社でまとめて導入したい場合、モリタは最も有力な選択肢です。 窓口が一つで済むため、導入時の調整コストを大幅に削減できます。

長期的な安定運用を重視する医院

100年以上の歴史があるモリタは、企業としての存続リスクが極めて低いメーカーです。 10年、20年先もサポートを受けられる安心感を重視する方に適しています。

他の歯科レセコン・電子カルテとの比較

項目モリタノーザ SoltyPOWER5G
月額費用5〜10万円程度5〜8万円程度23,300円(3台)
初期費用100〜400万円100〜300万円約17万円〜
歴史・実績100年以上40年以上20年以上
総合機器連携非常に強い限定的なし
レセコン専門性事業の一部専業専業
コスパやや低い標準非常に高い

モリタを選ぶ最大の理由は「自社機器との統合力」です。 レセコン単体のコスパで選ぶなら他社が有利ですが、院内設備をトータルでモリタに統一する場合は、長期的なメリットが大きくなります。

よくある質問(FAQ)

Q. モリタのレセコンはクラウド対応していますか?

現在、クラウド型のサービスも展開を進めています。 従来のオンプレミス型が主流ですが、データのバックアップにクラウドを活用するハイブリッド型のプランもあります。 詳細は見積もり時にクラウド対応の有無と費用を確認してください。

Q. モリタのチェアユニットを使っていなくてもレセコンは導入できますか?

はい、レセコン・電子カルテだけの導入も可能です。 ただし、他社製チェアユニットやX線装置との連携は、機種によって対応状況が異なるため、事前に互換性を確認することをおすすめします。

Q. 導入後のトレーニングはどのくらいの期間が必要ですか?

通常、導入時に2〜3日程度の操作トレーニングが行われます。 その後もサポート窓口やリモート支援を通じて、不明点をいつでも確認できます。 スタッフが入れ替わった際の追加トレーニングにも対応してもらえるため、長期的な運用でも安心です。

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